制度の目的
子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。
すべての世帯による住宅の新築
- 対象住宅・補助額
GX志向型住宅:160万円/戸
※GX思考型住宅とは
①断熱等性能等級「6以上」
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
上記の①~③の要件すべてを満たした住宅
子育て世帯・若者夫婦世帯による住宅の新築
- 対象住宅・補助額
長期優良住宅:80万円/戸
ZEH住宅 :40万円/戸
※古家の除却を伴う場合はそれぞれ20万円加算
※子育て世帯 :令和6年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯
※若者夫婦世帯:令和6年4月1日時点で夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
住宅のリフォーム
- 対象工事
①:住宅の省エネ改修(①開口部の断熱改修・②躯体の断熱改修・③エコ住宅設備の設置のうち、いずれか2つ以上実施)
②:①と併せて行う子育て対応改修、バリアフリー改修等 - 補助額
工事内容に応じて定める額
- 補助額上限
Sタイプ:省エネ改修の①~③すべてを実施 上限60万円/戸
Aタイプ:省エネ改修の①~③のうちいずれか2つを実施 上限40万円/戸